今月末に新居へ引っ越しを控えているので、ここ数日それに伴う準備や手続きに追われている。 新居は築12年の中古戸建。設備や造りは割としっかりしていたし、売主さんも丁寧に住まれていたので、工務店にはハウスクリーニングと鍵の交換だけ依頼し、壁やドアなどの細かい傷みは自分で修復して住むつもりである。 一昨日まで三日かけてハウスクリーニングをしており、その最中にハウスクリーニング業者を仲介している工務店の若い男性から電話がかかってきた。この男性は入社してから歴が浅いのか、決して悪い人ではないのだが、大人しく気弱そうな雰囲気を醸し出している印象がある人物である。 「あの…すみません、今日ですね、ハウスクリ…