「知らない間に、近所の花壇に放射性物質を含む土が運び込まれていた」——。そんな背筋が凍るような事態が、仙台市やさいたま市で現実のものとなった。 環境省は8月末、仙台合同庁舎やさいたま新都心合同庁舎の敷地内花壇へ、福島第一原発事故の除染で生じた汚染土(国の呼称「復興再生土」)を突然搬入した。周辺に暮らす住民への事前説明会は、ただの一度も開かれていない。事前告知すらなく勝手に危険な土をばら撒くような真象は、地域住民を無視した「極めて無責任で迷惑な暴挙」と言わざるを得ない。 ■「再生」という甘い言葉で誤魔化される危険性 国はこの汚染土を「復興再生土」と呼び、さもクリーンに生まれ変わったかのように言い…