「疲れたときは甘いもの」とよく聞きますが、食べるタイミングを誤ると体に負荷がかかってしまいます(写真:genzoh/PIXTA) 世間一般では「疲れたときには甘いものを食べるといい」と言われています。しかし、日本リカバリー協会の代表理事をつとめ、疲れと休息を科学的に研究する「休養学」の第一人者・片野秀樹博士によると、疲れた体が甘いものを欲することはあっても、甘いものに疲労回復の効果はないそうです。 疲労と食事・飲食の関係について、片野氏がこのほど上梓した『休養学:あなたを疲れから救う』より抜粋・編集してお届けします。 「食べない栄養」で体を休める疲労回復や疲れにくい体をつくるのに、食事も大きな…