お題「我が家の本棚」 今回は眉月じゅんさんの「九龍ジェネリックロマンス」をご紹介します。 眉月じゅんさんは前作の「恋は雨上がりのように」も読んでいて、生々しいリアリティを持ちながら、雨上がりのように爽やかな読後感を感じさせてくれました。 けっこう気に入っていたのに新刊チェックから外れていて、今回2冊まとめての購入になりました。 「九龍ジェネリックロマンス」の舞台は、今はもう無き九龍城塞です。 私はこの生きている廃墟にとても行ってみたかったのですが、21世紀になる前に取り壊されてしまいました。返すがえすも残念です。 お話では、この九龍城塞が今もまだ生きています。近未来の香港のイメージです。 ふん…