保険のなかでも人にかけるもの。
数万人単位の人から預かった資金(掛金)を運用し利益を出すのが保険会社。
死亡した人の家族や、病気や怪我で入院した人に支払われるお金をそれぞれ保険金、給付金と呼ぶ。その性格上、殺人事件(保険金殺人)が起きる場合がある。
- 終身保険
- 寿命が来るまで効力が続く保険。生存時に解約する場合、継続期間に応じ掛金の一部または全額以上が戻ってくる。相続税を保険金で払うケースも多い。契約期間の終了がなく、死亡した時に所定の保険金がいつでも支払われる。終身払い続ける終身払いのタイプや会社等の定年を迎えた時期に終了する有期払いタイプ、一度に全額を収める一時払いタイプなどがある。
- 定期保険
- 通勤定期のように、効力に期間が定められている保険。期間が来て効力を失った場合、掛金は戻らない。
- 養老保険
- 定期保険と同じく効力に期間が定められているが、満期と呼ばれる保険終了時には支払った掛金と同額以上(まれに下回る場合もある)が手元に戻るので貯蓄にも利用される。
- 主契約
- 契約の基本となる部分(白いご飯の部分)
- 特約
- 主契約に追加する部分(白いご飯に好みでフリカケやゴマ塩を振りかけられる)
特約は個人が選択して追加できる。各社がうたっている「自分で作る〜」「あなただけの〜」「必要な分だけ選ぶ〜」という商品は、主契約が死亡保障や入院保障に絞られていて、たくさんの特約を選べるようになっている商品である。
ちなみに特約をたくさん付加できる商品は、システムの開発等にとても時間がかかる。