七時半過ぎ起床。急ぎ目に準備して彼が八時過ぎに出勤していく。焼いたパンを持って自分も八時半頃自宅を出た。 九時から十八時まで仕事。午後一で帰りたくなるようなことがあった。自分の存在意義を感じられない。そしてそれは情けないことのような気がする。そうじゃなくて、仕事について脳を働かせたいのであって、そもそも人間のことでいちいち泣きたくなったりしたくない。帰ろうとして、帰った後の事を考えて、結局定時まで居た。邪念を振り払って心を無にし続ける。自分にとってこれはある意味修行かもしれない。夢中になれる対象が欲しい。ここには無い。 真っ直ぐ家に帰った。週末が嬉しいはずなのに身体がクタクタで動けず、荷物を置…