本年1月1日のNHKBS1スペシャルに登場したマッツカート教授(ロンドン大学UCL)の『ミッションエコノミー : 国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』(NewsPicksパブリッシング、2021.12発売)を翌日読んで、もう少し理論的で突っ込んだ議論がないかと注文した『The Value of Everything』 (Penguin Books,2019(元本は2018))をなかなか読み進められず、しばらく放置していました。とはいえ本ブログの2月13日の記事において「テクノロジーそのものが問題というよりそれに付随する産業の変化により特定の企業等に利益が集中する問題です。最近…