現代ビジネスに3月13日に掲載された拙稿です。ぜひご一読ください。オリジナルページ→ https://gendai.media/articles/-/107422 転換方向で検討を始めた 政府・自民党が日本企業の雇用制度をいわゆる「ジョブ型」に転換する方向で検討を始めた。 岸田文雄首相が就任以来掲げている「新しい資本主義」の柱として2022年6月にまとめた「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」では、働き手の「リ・スキリング」つまり、スキルアップを通じて、より給与の高い産業や企業への「労働移動」を促進することを打ち出した。 世界的な物価上昇が続く中で日本にもインフレの波が押し寄せつつあ…