洋画家。(1903年11月27日-1995年4月26日) 北海道出身。キリスト教の洋画家。長男は田中文雄・国際基督教大学教授。
禅研究家。(1905年‐1991年) 佐賀県生まれ。1929年京都帝国大学哲学科卒。西田幾多郎に学ぶ。京都で英語教師、雑誌『リアル』を主宰するが37年治安維持法違反で二年間下獄。39年上京、上智大学でカトリック大辞典を編纂。戦後、日本教文社に入り編集局長。生長の家の谷口雅春の下で生政連会長。
『恋する女たち』(東宝映画1986:大森一樹)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)・小ホールにて見る。10月4日より始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)」の1本。310円。再々々見。 『恋する女たち』(98分・35mm・カラー) 氷室冴子の同名小説の映画化。金沢を舞台に、恋愛に慎重な多佳子(斉藤)ら少女たちの揺れる心情を瑞々しいタッチで描いている。前年に東宝映画『雪の断章 情熱』(相米慎二)で映画女優として注目を浴びた斉藤由貴のコメディエンヌ的資質が開花した一作であり、以後、大森一樹監督とのコンビで『トットチャンネル』(1987)、『「さよなら」の女たち』(1987)などの主演作が…
『ゴジラVSキングギドラ』(東宝映画1991:大森一樹)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。ゴジラVSキングギドラ(103分・35mm・カラー) 「平成ゴジラ」シリーズとして前作『ゴジラVSビオランテ』(1989)に続いて大森一樹が手がけ、アメリカ映画から着想を得てタイムトラベルを組み込んだ作品。本多猪四郎、円谷英二時代の『怪獣大戦争』(1965)を想起させる序盤に始まり、戦記やSFの要素も盛り込み、怪獣映画の枠を越えて奇想天外に展開。伊福部昭が『メカゴジラの逆襲』(1975)以来シ…