東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は思想史、表象文化論。
経歴
宮城県仙台市生まれ。1985年東京大学教養学部教養学科ドイツ分科卒業、国際交流基金勤務。
1988年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学、1991年同博士課程入学。1992 - 93年、ドイツ学術交流会奨学生としてドイツ・ケルン大学に留学。
1993年東京大学教養学部助手、1994年専任講師、1995年助教授。2001年『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』で東京大学より博士(学術)の学位取得、2002年『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』で第24回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞。
2007年より、東京大学大学院総合文化研究科准教授、2008年『都市の詩学』で第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞(評論等部門)受賞。
著書
* 『残像のなかの建築――モダニズムの<終わり>に』(未來社、1995)
* 『都市表象分析I』(INAX出版、2000)
* 『ミース・ファン・デル・ローエの戦場――その時代と建築をめぐって』(彰国社、2000)
* 『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社、2001)
* 『死者たちの都市へ』(青土社、2004)
* 『都市の詩学――場所の記憶と徴候』(東京大学出版会、2007)
* 『政治の美学──権力と表象』(東京大学出版会、2008)