女優。 1955年4月29日生まれ。 大阪府池田市出身。明治大学文学部演劇学科卒業。 1979年にNHKの連続テレビ小説「マー姉ちゃん」でデビュー。83年放送の「おしん」の主役で人気を得る。以後、久世光彦演出のテレビドラマなど多数出演し、女優としての地位を不動のものにする。 夫は歌手・俳優の沢田研二。
自分的に今クールイチの神ドラマ、TBSの『不適切にもほどがある!』を毎週楽しみに見ています。磯山晶プロデューサーと宮藤官九郎が組んだドラマにハズレなし。他のドラマは観たらさっさと消去しますが、これだけは第一話から大事に残してある。 おおらかな昭和世代に育った者としては、コンプライアンスとかLGBT(コレ、そもそも理解していない)とか、口を開けば差別と言われるなど、何かと息苦しい昨今。そんな昭和世代にカタルシスを感じさせてくれることが、このドラマを勝手に神認定してる所以となります。 この『不適切にもほどがある!』に注目すべき女優、河合優実さんが出ています。これまで沢山の映画に出ているらしいのです…
年間で約8万人。警察に届けられる行方不明者の数は、そのまま、大切な人、愛する人が、ある日、忽然と目の前から姿を消してしまう数でもある。理由のわからない、そうした喪失と、人はどのように向き合い、時を過ごしていけるのか、あるいは、いけないのか。当代随一の女優、田中裕子、ここにあり。かつての樹木希林がそうであったように、その表情、仕草、一挙手一投足から決して目を離してはならない。 映画『千夜、一夜』公式サイト
ランキング参加中芝居好き。 こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。 本日は、脚本家・山田太一の世界、ドラマ「想い出づくり。」です。 なぜこのドラマを最初に選んだのかと言えば、本当によくできたドラマであるということ、その一点に尽きます。 脚本はもちろんのこと、キャストも、演出も、音楽も、すべてが素晴らしい。 今の若い女性にしてみれば、こんな、女をバカにしたドラマってある? と思う方も少なくないでしょう。 しかし、かつてはこういう時代だったのであり、現実の結婚制度というものは、世代に関わらず、今もなお、多くの人たちを縛っています。 この作品は、決して他人事とは思えない、自分たちの周囲に…
寅さんはお節介で、ここぞ、というときに弱い。お節介はやさしさの表われで、弱さは照れの裏返しだ。結局のところ、人間は、義理と人情なのだと断言できる。当時、絶大な人気を誇っていたであろう、二枚目スター・沢田研二の「男は顔ですか!」の台詞の秀逸さ。そして、田中裕子は、いつの時代も素敵だった。寅さん30作目。いよいよシリーズ制覇も後半に突入! 第30作 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎|松竹映画『男はつらいよ』公式サイト
「年末のお供に」と、表題のDVD、お友達に借りました。
引用元:filmarks.com 2014年の作品 東日本大震災から3年 福島で代々農業を営んできた沢田家 自宅が立ち入り禁止区域に指定されてしまい、総一(内野聖陽)は妻の美佐(安藤サクラ)、継母登美子(田中裕子)、幼い娘菜穂(志村美空)と四人で仮設住宅に住んでいる 与えられた環境で耐えている女性三人に対して、いつまでも喪失感から抜け出せない不満を吐き出している総一 狭い部屋の中でも、つい些細なことで口論になってしまう そんな中、10年以上も前に「ある事情」で、村を捨てて出て行った腹違いの弟次郎(松山ケンイチ)が戻ってきて、(立ち入り禁止の)実家にひとりで住んでいるらしい、という情報が入ってく…
宮沢賢治の生涯と「星めぐりの歌」の背景 宮沢賢治は岩手県花巻市で生まれました。病弱ながらも文学に目覚め、短い生涯の中で数々の優れた詩、童話を残しました。 「星めぐりの歌」は、童話「双子の星」に挿入された歌詞です。宮沢の生前には発表されておらず、死後になって初めて世に出た作品です。「銀河鉄道の夜」の中でもふれられており、賢治の初期の作品と思われます。 「星めぐりの歌」は、星座の特徴を短く切り取った幻想的な詩となっています。ただ、星座が羅列されているようにも見えますが、星座を見ながら宇宙を巡る旅に連れて行ってくれるのです。 宮沢の死後、「星めぐりの歌」は童話とともに発表され、代表作の一つとして高く…
先日、ずっと観たかった「怪物」をようやく観に行きました。いやこれ、ホント観たかったんですよね。自分にとっては絶対に観なくてはいけない作品でした。というのも、僕が大ファンである是枝裕和の作品に、僕が大ファンである坂本龍一の音楽が乗るからです。もう、好きと好きがかけ合わさって、そりゃもう二乗倍どころの騒ぎじゃありません。無限大倍です。そんな感じで、両者の大ファンな僕からすると、これはもう本当に待ち望んだ作品でした。で、映画の方はというと、これがまたすごかった。坂元裕二もすごい脚本家ですね。さすがカンヌで脚本賞。 予告編 教授のピアノ曲 わかりやすい構成 是枝裕和っぽくない 怪物な皆さん 校長 多分…
1985年 松竹 監督:鈴木清順 出演:萩原健一、沢田研二、田中裕子、チャック・ウイルソン 鑑賞:BS松竹東急 1985年につくられた鈴木清順監督作品。禁酒法の時代にアメリカに渡った浪花節語りの男と彼を慕う女の姿を描いた梶山季之の同名小説をもとにしたものです。内容は前衛的というかハチャメチャでストーリーはあってないようなものでした。ショーケンが浪花節を歌うのがなかなか堂に入って良かったと思います。この頃の沢田研二はまだ細くてかっこいい感じでした。やはりこの二人の共演と田中裕子の絡みを楽しみに見る方が多いと思いますが、内容的にはよくわからないので自分的にはちょっと残念な1本でした。
誤解と狂気が錯綜してたどり着いた秘密基地は、楽園でもあり天国への近道でした。
1985年 日本 あらすじ 梶山季之の同名小説を、鈴木清順監督が萩原健一、田中裕子、沢田研二のオールスターキャストで映画化。昭和初期。禁酒法時代のアメリカに渡った、3人の若者の姿を描いたパワフル・コメディ。 時は昭和初期。浪曲師・順之介と芸者・小染はひょんなことから禁酒法下のアメリカへ渡る。ふたりはシスコの日本人ボス、ガン鉄を巻きこんで、密造酒をめぐり、夜の大統領アル・カポネと対峙するが……。 カポネ大いに泣く (角川文庫 緑 360-41) 作者:梶山 季之 KADOKAWA Amazon カポネ大いに泣く 萩原健一 Amazon 2023.5.14 BS松竹東急録画。 最初のシーンは加藤治…
日本詩人クラブ三賞決定 ─2024年2月25日(日)第3回選考委員会にて(於:早稲田奉仕園)─ 第57回日本詩人クラブ賞 松岡政則詩集『ぢべたくちべた』 (思潮社) 第34回日本詩人クラブ新人賞 井嶋りゅう詩集『影』 (文化企画アオサギ) 第24回日本詩人クラブ詩界賞 正賞:無し特別賞:棚沢永子著『現代詩ラ・メールがあった頃』 (書肆侃侃房) 贈呈式は2024年4月20日(土)14時〜16時30分、日本学士会館210号室、500円。 パーティー:17時〜19時、日本学士会館201号室、会費7,000円。当日の模様は後日、YouTubeにて配信予定です。 第57回日本詩人クラブ賞選考委員 川島完…
アマプラのプラス松竹サービスの無料期間が終わってしまうので、先に投稿した『砂の器』に加えて本作を昨夜鑑賞しました。映画をじっくり見る時間が無いので2週間の無料期間では2本が精いっぱいでした。 キャスト 武田鉄矢 友里千賀子 永島敏行 森下愛子 熊谷真実 山本圭 田村高廣 渥美清、倍賞千恵子、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎 スタッフ 監督、脚本:朝間義隆 原案:山田洋次 音楽 指揮:外山雄三 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団 合唱:川崎エゴラド合唱団 公開時に観ています。 この数年後に自分も立川のアマチュア合唱団で歌うことになるのですが、その合唱団を指導する先生が、本作で川崎エゴ…
ひじきカレー 古優名優そろひ踏み 定連納豆出る幕ぞなき 日限を切られた仕事が済んで、さて外出か散歩かという日があいにくの空模様で、しかも風が冷たい。草むしりもならず屋内にて過すとなれば、いたしかたもない。台所である。 保存限界に近いじゃが芋を使い切ってしまうには、煮物かカレーだ。人参と竹輪の残量を視定める。いかなる配分にてふた山に分け、ふた鍋調理できっちり使い切ろうかとの算段である。 数日前に、大豆と人参と竹輪とを合せて、ひじきを炊いた。四日分の惣菜との名目だったが、懸念どおり丸三日とは保たなかった。で、もう一度炊き直そうとの目論見である。カレーとひじき。人参の振分けが要諦となるわけだ。 つね…
すごく不思議な、変な映画だった。萩原健一がブルースではなく浪花節をがなりたて、遊女の田中裕子(びっくりするくらい綺麗)がアメリカのドレスを身に着け、沢田研二はあやしげな興行師をやっている。場面場面のつながりが希薄だったり、ストーリーが全然追えなかったりしてすごく変なんだけど、絵がいつもとても美しいし、設定の奇妙さもまた魅力。こんな映画がつくられた時代があったわけです。 鈴木清順って大御所感が強いけど、今敏みたいなハチャメチャで美しく楽しい世界を映画で作りたい人だったのかもしれない。私はそういうの好きだな・・・。 カポネ大いに泣く 萩原健一 Amazon
本家アカデミー賞は3/11ですが、先に日本アカデミー賞が3/8と迫ってきたため(昨年も2-3日間の差)、今年もこちらを予想しておきます。 今年も数年前の酷さに比べればまだましなノミネートだけど・・相変わらず松竹・東宝・東映の大手3社による寡占が続き、大御所、所属事務所の影響力、テレビ話題・見栄え要員が明らかで忖度対象の人や作品があるのは残念で恥ずかしい。他の主要な映画賞を獲っている独立系の作品はほぼノミネートすらされず、大手3社に全ての賞が偏り・固まり過ぎ。 キネ旬や毎日など国内の主要映画賞を獲っている「せかいのおきく」はノミネートはなんとゼロ(テレビでぜひう〇こを流して欲しかった)、石井裕也…
昭和の時代、子供は見てはいけないドラマが多すぎた。 ゴールデンタイムに裸の女性が映っていたし、時代劇では手ごめや折檻していたからだ。 昭和のドラマはコンプライアンスめちゃくちゃだったと思う。 さらにテレビは各家庭に1つしかなく、家族が見たい番組が優先だったので、あまりたくさんドラマは見ていない。 パパと呼ばないで 石立鉄男主演。子役は杉田かおる。叔父と姪が下町の米屋に下宿する話。下宿屋の女将さんが、「男はつらいよ」のおばちゃんを演じている三崎千恵子だ。東京の下町の女将さんをさせたら天下一品だ。 パパと呼ばないで DVD-BOX 1 2 セット 全巻セット 極上 10枚組 ノーブランド品 Ama…
読者投稿になります💕 今日も素敵な一句を頂きました。 詠み人、春山椒さん、、 早速いきます。🤗💕 詠み人、春山椒さんより。 母が待つ のぼる階段 くろ谷へ 軍服の春馬 ただいまの裕之。 春馬くんを、 素敵な偲び方されている 春山椒さん、、、 他にも幾つか句を頂いており、 本当に、 センス、感覚の良い方だな、、 と感じています。 あの、 裕之が階段を登ってくるシーン、 とても良いシーンだと思います。 そして、、 母、田中裕子さんとの対面、、🥲 はるまー、と呼ばれ、 あいよー、応えていた春馬くん、、 坊主頭にベソ顔だった春馬くん、、 ほんとに、、 素晴らしい、 これぞ正統派俳優!と言える、 素敵な…
結局、観ました。 映画『陽暉楼』を観ました。 原作は未読です。(今、『朱夏』読んでるとこ) 良かった!! 廓もの映画には『吉原炎上』の影響で、恐さをおぼえていましたが 『陽暉楼』には、そういうのなかった。 私がオバになったから、、ということも原因かもしれないけど 捉えている主題が『吉原炎上』とは異なっていると思いました。 うーん・・宮尾登美子の視線の先にあるもの。 好きだなぁ、とても。 ただ、五社英雄監督で廓ものだし、、濡れ場シーンは多め; 今の感覚だと 「いや、そこ、そのシーン要らんやろ」言いたくなる笑 筋書き上、重要だから! ・・などとは到底思えない場面でナチュラルにぶっ込んでくる。 女優…
Copyright (C) 2024 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved. 今や毎クールのように放送される漫画を原作としたドラマ作品。昨年の秋ドラマでは20作品以上が漫画を原作とした作品だった。 【全順位】面白かった漫画原作ドラマランキング “ブーム”ともいえる状況だが、最近はその制作プロセスにおける課題も注目を集めている。 今年1月には、昨年10月期に放送されたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者である芦原妃名子さん(享年50)が、ドラマ化時のトラブルをXで明かした後に急逝する痛ましい事件が発生した。 この事件の影響で日本テレビは2月23…
みて! お鍋の おつゆ こんなん 売ってたんですよ! ジャケ買い しちゃった お鍋にするんじゃなくて 麺だけ入れて 食したい! でも 今日は ちょっと…… 生活が ずっと ヘビーだったので やばいかも とは 思ってたけど まさか 本当に やられちゃうなんて …… 大したこともない菌のくせに そんなのに 体が 負けちゃいました せっかくの お休みだったんだけど 養生しなくちゃ…… お供に選んだ 映画は 「ひとよ」 …… 重い 佐藤健 松岡茉優 鈴木亮平 佐々木蔵之介 田中裕子 重い役させたら ピカイチの 名優揃い まだ 途中だけど 胃まで 重くなってきた コーヒー淹れよ あぁ もう 2時だよぉ …
映画 怪物(主演 安藤サクラ)を観た ネタバレ含むので、観てない方は回れ右で👍 と少しスペースを空けたので笑 まずはさわりから安藤サクラ、田中裕子、瑛太はわりと好きな俳優さんでどんな演技するのかなって楽しみだった 率直な感想は、キーになる人物は私にとっては怪物じゃなかったしいて言えば周りの人間や(日本社会の)歪な構造で怪物に仕立て上げられたんじゃないかって 結局のところ何を「怪物」と捉えるかであって、人によっては見方によっては天使にも悪魔にもなる もし、シングルマザーの人が見れば安藤サクラの事情には共感できて母親として当然の対応だし、教育関係の仕事をしている人なら親や教員委員会の圧力だったりに…
とても良かった、是枝の作品群でも上位に考える、、、音やショットで効果的な狙いを存分に発揮している、「白線を超えると地獄」、「組体操は一番下が肝心」、管楽器の(不気味な音色)、蛇口からぽたぽたと漏れる水粒、風、「適当でいい」「頑張る」、、、 母親の視点、教師の視点、子供たちの視点で構成しカンヌで脚本賞を獲得した坂元氏の脚本も良くできているし、亡くなられた坂本氏の音楽も本編を支えている、、、安藤サクラと田中裕子、名女優対決、サクラは多少いつもよりオーバーアクティングには感じるが相変わらず良い演技をしているし、田中裕子は彼女しか持ちえない雰囲気を歳を重ねても維持している、、、そしてダルデンヌ兄弟にポ…
3月になったのに、しっかりと雪が降って30センチほどの積雪となった。 昨夜のドラマ「不適切にもほどがある!」を見てから何か書きたいなって思ったけど、例によって何も書けないままである。 ネットには溢れんばかりに感想が飛び交っているが、それらを読むだけでも大変で自分の感想などどうでも良くなってきた。そもそも独自の目新しい視点など何もないので、無理に書く必要もない。それでも書きたいと思ったという事実だけは書いておいても良いかもしれない。 先週の第5話から物語のテイストが変わったということは誰しも感じていることだと思うけど、まさかここまで泣かされるストーリーに変質するとは思ってもみなかった。その要因に…