田畑精一さんの書いた絵本等についてまとめられている本です。亡くなった後にまとめられた本なので交流のあった方からの温かいメッセージなども読むことができます。 軍国少年であった田畑さんでしたが、戦後は戦争にたいして良いイメージは持っていない事がわかります。戦争を良く思っていないからこそ子どものための絵本を丁寧にかくことができたのでしょうか。 先天性四肢欠損症の女の子を主人公にした「さっちゃんのまほうのて」は名作だと思います。くっきりした絵が目を引くので子どもだけでは無く大人にも読んで欲しい絵本です。 最期のページの「絶筆」の絵が悲しい。 ---------- ---------- ありがとう 絵本…