松本零士の漫画作品。 パンツの山とサルマタケという奇怪なキノコに囲まれた九州男児の「おいどん」の極貧生活を描いたもの。
憂きことのなほこの上に積もれかし 限りある身の力ためさん ── 熊沢蕃山「憂い事(辛い事)更にこの身に降り積もれ、限りあるこの身、己の力を試してやる」 元禄4年8月17日(1691年9月9日) 熊沢蕃山 没 “知行合一”。行動する儒教、陽明学徒。 また、「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と三日月に祈ったのは“山陰の麒麟児”、山中鹿介である。 男おいどん、かく語りき。 すでに将来 安心なよか家に金のある親もつやつもおるおいどんには金もつ親も将来 安心もヘチマもなかばってんそれでこそ男の生きがいがあるとではなかろうか? ── 大山昇太『男おいどん』陽明学がわかる本―武士道の源流 日本人の人生美学…
今回は、昨日の昭和のコミュニケーション記事の続編みたいな話です。私の学生時代の笑い話なんですが、貧乏なくせに浪費癖があって計画性がない私は、ある日、次の仕送りまでまだ10日もあるのに、財布には150~200円位しかない、という危機的状況を迎えていました。 策は2つ。1つ目は、手持ち金以内で行ける友人のところに転がり込む方法です。ですが国鉄の初乗りが50~60円に上がった頃で、友人の住んでいるところまで行くと、まず帰ってくるだけの金は残りません。同じエリアに何人か住んでる所を目指して、会える確率を高くしたとしても、誰もいないと万事休すです。前回も書いた通り、確実な連絡手段はありませんので、ホント…
前回のあらすじ 親家片に苦しむ デクノボーGaucheは ついに やり残していた 台所の収納部分の整理に 成功した あまりの汚さで 精神がぼろぼろに なりながらも なお整理を続けるGaucheに 次なる刺客 キッチンの驚異が 立ちふさがるのであった…( `д´)ヤッテヤルー! …ということで 前の記事の続きです(^-^)ハジマルヨー 今しがた整理を終えた 廊下の先のドア… 開ければそこには… 広がる惨劇(ーдー)ワー… おびただしい数の 食器の群れ… このブログ初期の記事で 大きな食器棚4つを 処分した名残です(*´・ω・)ソウソウ… 床はある程度 動線が必要なので ガス台やシンクにも… ご…
きめん師匠回/だらっと無駄話/男おいどん/異世界転生主人公は偉いぞ/鉄を作る話/ポッドキャストをやって役に立つこと/おっさん長生きするぜ/母子娘/攻撃が通る/我ら最強! 00:00~ ポッドキャスト配信者10:00~ 洗っていないパンツが大量に20:00~ ハーレムの真実30:00~ アクセスアップ術40:00~ ラストに恋バナ youtu.be お気に入り頂けた場合は、下記のyoutube登録ボタンを押していただくと更新のお知らせが届きます。 youtube版の登録↓ また、WIFIが自宅にない、パケット制限中の方用にオフラインでも聞けるよう、i-tunesでも配信しております。i-tune…
ブログ移行と検索してみたところ! 大半が、アメブロやlivedoorなどへ移行しましたという記事なんだな。 逆に、お礼もかねて最後まで書くという人もいる。 私は、8月31日まで、ここで書くつもり。 しかし、段々と人が減り、寂れていく。 なんだか、男おいどんの最終回を思い出す。 そう、おいどんの最終回は、 かつては、あんなに賑やかだった「大下宿荘」も大山昇太一人となってしまった。 しかも、大山は家賃滞納中だ。 さらに、いつの間にか、下宿荘も傷んでおり、雨漏りをするようになっていた。 寂しくなってしまった「大下宿荘」最後の住人の大山も、置き手紙を残し、去ってしまった。 手紙の内容は下宿のばあさんに…
こんにちは。 100均武蔵坊こと突撃・B・類人猿と申します。 突然ですが皆さん、昨日の記事「100均武蔵坊」は読んでいただけたでしょうか。 destroygorilla.hatenadiary.jp 読んでないと今日の記事は意味がわからないかと思いますので、図々しいお願いではありますが、今日の記事を読む前に昨日の記事を読むか100万円私に献上するか、どちらかをお願いいたします。 …… 「100均武蔵坊」、読んでいただけましたね? 【「100均武蔵坊」を読んでいないのにこの文を読んでいる場合は規約違反になります。罰金1000万円をすぐに私の口座に振り込んでください。あなたの住所はアクセス時のIP…
大純情くんKCコミックス 松本零士作「大純情くん」という漫画がありました。1977年週刊少年マガジンに連載、KCコミックス3巻にまとめられ、2001年漫画文庫に。上の写真はKCコミックス版。 コミック版、文庫版共に絶版。文庫版には、コミック版発行の際に原稿紛失で収録されなかった最終回1回前の回(探検隊出発の巻)を掲載誌から復刻収録した完全版ですので、古本で手に入れるなら文庫版がお勧めです。 松本零士の代表作は大きく分けて「男おいどん」「大四畳半大物語」のような苦学生を主人公にした四畳半ものと「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「セクサロイド」などのSFものの2系統ありますが、 「…
*1 歴史的にはおっしゃる通り、かつて♂の漫画家たちが♀子ども向け漫画も♂子ども向けと同じように描いてました。ただ、当時は共に「子ども」向けに「おとな」が「良いものを」という意識で提供されるのが漫画でしたから「自分のために」描くモティベーションは後に比べてずっと低く、異質だったかと。 「自分のために」ある種自己表現として漫画を描くのが当たり前になってゆくのはその後、概ね60年代末から70年代にかけての時期でしょうか、♂の漫画家も♀の漫画家も大体同じ頃に。 松本零士の奥さんになった牧美也子などは確か松屋町の玩具問屋の娘さんでしたか、それで「玩具」としての漫画に早くから接していたこともあって漫画を…
五月二十九日 神を視る力 神を信じる者も信じない者も、議論すればきりがない。神の存在は学問や理屈では尽くしがたく、神を理解するということは人間のまごころ以外にない。 〈明治天皇御製〉 目に見えぬ神の心に通ふこそ 人のこころの誠なりけれ ── 新渡戸稲造(『一日一言』) かの二宮金次郎(尊徳)は、神道五割、仏教二割五分、儒教二割五分を丸薬にして飲めば、どんな心の病も癒やされると説いた。また、心の学問、心学の祖、石門心学の石田梅岩も言います。 「仏老荘ノ教モ、イハバ心ヲミガク磨種(トギグサ)ナレバ、舎(スツ)ベキニモ非ズ」 仏教も老子、荘子の教えも、心を磨くためになるのであれば捨つる必要は無し、と…