ネタバレあり 界達先生によれば「十五歳の四季シリーズ(仮)」第二弾。 事故によりバスケを諦めざるを得なかった主人公・晴(そら) 。夏休みに兄と共に祖父母の家にやって来た晴は不思議な少女と出会いセミと名付ける。なぜか晴以外には見えないセミと一緒にいると約束した晴はセミと過ごすうちにバスケへの想いを再び思い出していく。 お祖母ちゃんの家やその周りの田舎の風景の解像度が高く、まさに夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行った感じがするのがとても懐かしかったです。 池に飛び込もうとしているように見えたセミの、誰にも好かれないという言葉に自分が好きになると答える晴。天気が崩れ雨の家の中で二人の距離が縮まってい…