畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書) 作者:畑村洋太郎 講談社 Amazon 「畑村式「わかる」技術」畑村洋太郎<所感>失敗学でおなじみの畑村氏の新書。「わかる」ためにはその事象の要素と構造が自分の中のテンプレートと一致してなくてはいけないとのこと。そうならば何かを相手に伝えるためには、相手のテンプレートを予想または把握しそこに合わせることが大事と考えられる。つまり本書は伝えるための技術とも読むことができる。第3章は畑村氏の現場主義の見解中心。わかるためには現地・現物・現人が大事でできるだけ定量的にとらえましょうというもの。(例:現場にある設備の大きさを測定する場合、歩幅で何mか測定してみ…