いまから30年近く前に高校の時の文化祭で女装コンテストというのがあり実行委員会であったがゆえに本選に出ない条件で軽いノリではじめて化粧をし、そのときに後輩に「かわいい」と云われて以降は一切私は化粧はもちろん、異性の格好などをしたことがありません。しようと思ったこともありません。ただ最近コスプレという題材を扱う『その着せ替え人形は恋をする』という作品を知り限りなく異性に似せるコスプレの技術を知ってから、「男を男として認識するのはなにか」もしくは「女を女として認識するのはなにか」、それが服装なのか所作なのか、ということ考えるようになってしまっています(…しまっています?)。だもんで、渋谷の松濤美術…