侏儒の呟き(5) ○マスコミは連日、安倍元総理が凶弾に倒れたニュースを徹底して取り上げている。衝撃の事件であったが故に当然の傾向とは思うが、自分としてはまだ整理がつかず、論評する気にならない。何を書いても多くの論客の受け売りにしかならないだろう。薄っぺらな見方、皮相な見解を晒すだけなら、ほぼ思いつきでこの欄に書いてきた今までの自分と変わらない。 ○ただし、政治家たちがこぞって「これは民主主義への挑戦だ」、「テロに屈してはならない」などと言っているのは滑稽である。現職の総理時代に平気で民主主義を破壊し続けたのが、ほかでもない安倍元総理その人だったのだから。それは国会や国民への、いわばテロ行為とい…