厚労省のデータから,病床数と入院数(東京)を作ってみた。第6波と第7波の入院数増加カーブはあまり変わらないようである。 新型コロナの病床実数(東京) 全体の病床数は,2年半前の約2倍まで段階的にではあるが減らすことなく増やしているのに対し,重症病床が,6月までの1488から1007へとかなり減らしたのが気になりる。第7波に入っても増やされていない。 病床使用率は,病床数の母数を増やせば簡単に減らすことができる。しかし,病床を一気に増やすことは難しく,あっという間に病床逼迫を招く実態は,まったく変わっていない。仮に病床数は増やせたとしても,患者を診る医者,看護師を急に増やすことはできない。どうせ…