娘は、行く先々で違う子になる。 幼稚園で見れば、困っていない子だった。社交的で、お友達と遊ぶのが好きで、先生の話も聞ける子。 発達相談で見れば、強く特性が出る子だった。喋らず、視線を避け、衝動的に絵を描きなぐる子。 発表会で見れば、本番に強い子だった。大勢の前でも淡々とやり切る子。 家で見れば、ずっと歌ったり踊ったりする子だったり、切り替えられずに泣き叫ぶ子だったり、工作に夢中になり手が止められない子だったりする。 今、小学校や放課後等デイサービス、感覚統合訓練では、娘は楽しそうに過ごしている。そういう場所で見れば、娘は困っていない子だった。面で支えられる環境では、娘の凹はあまり出てこない。 …