戦争時代や原爆投下後の様子を描いた『はだしのゲン』を、小学校の図書館に置くべきかどうかで議論している市教委がある。作品には、原爆で皮膚が溶け落ちながら歩く描写や、強姦シーンなどの性描写も含まれている。 小学校に置くべきだとする意見の主張は「戦争の真実を後世に伝えるべきだ」というものだ。しかし、極論を持ち出して相手の意見を否定する方法では、正しい結論にはたどりつかない。 戦争の事実を伝えること自体は必要なのかもしれない(現実的なことを言えば、今が最も世界大戦に近づいていることなどから戦争の事実を伝えることに有効性はなく、政治的道具にしかならない。戦争の事実を伝えることは不要で、道徳をきちんと教え…