2023年10月の文科省の発表によると、小・中学校における不登校児童数は約30万人。 前年度比で22.1%、約5万5,000人の増加で過去最多となった。 多様性を身につけようとしている大人たちが、登校拒否にも寛容になったからなのか、学校よりも家が快適だからなのか、本当の理由は数値データがないのでわからないが、不登校児童は確実に増えている。 私の周囲では、友人関係のこじれや、いじめで学校に行かない子も数人いるが、あまりに強引な記憶力偏重の教え方に嫌気をさす子どもたちも多いと聞く。 「育てる」側と「育つ」側のギャップが、その気にさせないどころかその気をそぐ結果になっている要因もあるのだと思う。 私…