原題は「Das weiße Band」 ここでの「白いリボン」とは ”純潔に育つように”と願いをこめて(間違いを犯した)子どもに 親が結ぶもので、一方で子どもにとっては ひとめでそれとわかる屈辱的なもの 1913年、ドイツ北部のプロテスタントの村 小学校の教師(の年老いた声)によって物語は語られます 村で唯一の医師が落馬し大けがをし、町の病院に運ばれます 原因は邸宅に向かう道の木と木の間に、針金が張られていたからです その日、帰宅が遅くなった子どもたちに牧師が説教をしていました 針金を張って医師を怪我させたのは 牧師の子どもたちではないかと臭わせるシーン 実際にハネケの最初のアイディアは、子ど…