もみじちゃんの髪の毛が出会った頃みたいに長くなっていて時の流れを感じた いや前は腰くらいまであったか 最前にいるお姉さんと黒のインナーに赤いワンピースの組み合わせが一緒すぎてなんか恥ずかしくて上着脱いだけどバッグに引っ掛けて見えないようにした いろんなことを知っていろんなことを忘れていく 記憶は地層で重い記憶や密度の濃い記憶はずっしりとしているが軽い記憶は後から積み重なった記憶に押しつぶされていく 辛い記憶や苦しい記憶は記憶としては押しつぶされてもなんか嫌だったとかしんどかったみたいな感情だけは残り続けて厄介 嬉しいの方が簡単に記憶も感情も飛んでいく気がする 最後に残るのはなんだ 書き始める前…