『百女百様 〜街で見かけた女性たち』 人と違う格好をすることに抵抗はなく、というよりもむしろ好きな私。逆に、「女ならこういう格好を」とか「オフィスカジュアルなんだからこれ着て」みたいな決めごとがきゅうくつでたまりません。 というようなことを感じたことがある人なら、この本、ちょっと好きかも。 この本はファッションの本ではない。街を歩く彼女たちが未来永劫、その人生を終える日まで、益体のないジャッジに直面しませんようにと勝手に祈るための本である。祈りながら、「ああ、やっぱり、好きなように装うのはいいな」と噛み締めるための本である。 と書かれているように、オシャレな人を紹介しているのではなく、自由に装…