近代スペイン民族主義学派を確立した エンリケ・グラナドス。 この作曲家のピアノ作品「12のスペイン舞曲」のなかでも 第2番の、「オリエンタル」は、哀愁をまとった曲風で、夢見心地の世界にいざなってくれます。標題の、オリエンタルは、中近東の周辺を指すようです。 先日、なんとなく棚から、CDを手に取り、聴いていたら、あまりの憂いある、かつ落ち着いた調べに、思わず作品と、曲名を確認しました。 fontec レーベルから出ている 益田正洋 氏によるギター編曲版による演奏でした。 続いて、もともとは、ピアノ曲なので、ピアノの棚を、あるかどうか探したところ、ピアノ曲も持っていました。 熊本マリ さん演奏の「…