画像出典:元町接骨院 友人と四国に旅をすることがありました。まだ、連絡橋がない頃の話です。 四国には、フェリーで渡るしかなく、兵庫県の明石から夕方に乗船しました。客室は無論2等室を選択しました。薄暗い居酒屋の「小上がり」の様な畳敷きの上に、各々が雑魚寝するもので、自然災害などの避難所の様な塩梅。 わたしはまだ若く、慣れてはおらずとても易々とは寝付けません。 船の揺れと絶えず人の行き来やざわめきがあって、フッと寝落ちすることはありましたが、殆ど数分とは続かず目が覚めてしまいます。友人も同様の様でしたが、わたしよりは神経が図太いのか、夜明けの到着まで時間に余裕も手伝ってか、夜半までには眠りに落ちて…