[eye direction],[lay one's eyes on]
【目を向ける意識】
相手を視るのではなく、存在(「立ち位置」など)を主張すること。見られる側と見せる側が、目力で相手と向き合う線。
「カメラ目線」などの演出用語として生まれた言葉。指導者が、実演者の目線(立ち位置)をコントロールすることにはじまり、実演者の主張内容だけでなく、ある立場における主張内容を意味するようになった。そして、立場を明示していない言動についても、指導者の位置付けを抽出するために使われるようになった。鑑賞者が、創造者を借りて、演技者に立ち位置を強いるような、非現実的イメージを解釈する場合もある。
「目線が合う」:相手と対話が出来る。
「目線を隠す」:目の部分を隠して、相手に個人特定させない。
「目線を落とす」:相手と向き合わない。