仕事と遊びと探究の境界がはっきりしないけど、仕事はしているんだ。私の仕事は編集と執筆なんで、売れれば収益はあるけれど、売れなければショボンである。著者や出版社とケンカしてそのままおしまいってのも、これまで10冊くらいある。 ▽ド素人のなんにも知らないひらめきのチャレンジ(盲蛇に怖じず)から、もう25年以上。なにしろ「著者校」とか「ノンブル」とか「版面」とか、そんな言葉すら知らずにやってきたんだ。 最初は仏教書から、それからなんと医学書(京大の教科書までなったのもあるよ)、そして自費出版から、老人の健康の本から。尺八虚無僧の譜面とかライブの演奏録音のセットまでやった。東京都の労働新聞、国士舘大学…