レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「相続人」(1973)です。 今回、「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」で公開されている「相続人」、フィリップ・ラブロ監督のこの作品は、約半世紀前に公開された時、一部の評論家達にとても高く評価されてました。特にベルモンドの演技は、一皮むけたような好演、今までと違うベルモンドとかと評されましたが、作品については、新しいタイプのポリティカルサスペンススリラーですが、イタリアの極右グループなんて存在するのとかベルモンドのガードが甘いとか色々書かれましたが、全体的には高評価だったと思います。 映画は、バート・コルデル(ジ…