松代に行ってきた。 真田家の武家屋敷などを見てきた。 松代なんて、同じ信州にいても、殆ど縁が無い。 そのうえ、真田家というのは、何となく権謀術数の家というイメージで、どうもね・・と思っていた。 そこで、真田家新御殿という藩主の隠居所と、藩校、250石の上級家臣の家というのを見学してきた。 藩校は、教室の両側に広い縁が回されている。 「壬生義士伝」で、主人公が下士であるがゆえに、縁側で授業を聞くという場面があり、この場所を見て、ようやく納得がいく。 誠に「百聞は一見に如かず」である。 新御殿は、藩主隠居所とのことで、流石に広く、庭も綺麗に紅葉を始め、山の借景も相まって秋の風情が美しかった。 当初…