「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」のアーカイブを聞いていたら、「断言しない系」の歌詞が気になるということをいじったネタ投稿がいくつかあった。代表例は以下のふたつ。 織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない(中島みゆき「糸」) 「暖めるのだ」ではなく、「暖めるかもしれない」でもなく、「暖めうるかもしれない」。「かもしれない」で断定を避けているのに加えて、事実として暖めるかどうかについての可能性ではなく、そもそもその前提となる暖める能力を持っているかどうか(=暖めうるかどうか)の可能性について話している。 挫けそうになりかけても頑張れる気がしたよ(森山直太朗「さくら(独唱)」) 「挫けそうにな…