真行寺由仁VS星野静流。「弟くん」の定義を巡る舌戦を楽しむ会話劇。 記憶喪失となった主人公くんがその手掛かりを求めて探索するルナの塔。 ユニちゃんは学術的興味により主人公くんに同行するがそこへ突如シズルお姉ちゃん登場。 他人を弟くんと呼びヤンデレ風味を漂わせながら依存と呼べるくらいズブズブのシズル。 ユニちゃんはそんなシズルと主人公くんの関係を何とかして正常化させようとするのだが…… シズルの主人公くんに対する「あねぢから」には対抗できず「先輩」としての領分を守ることに。 現実編では根暗陰キャぼっちコミュ障の真行寺由仁が完璧超人星野静流に翻弄される。 先輩VSお姉ちゃん~学問的背景を踏まえたマ…
世界の真理に触れたが故にセカイから修正されてしまうユニちゃんの虚無と孤独を埋める話。 作中の舞台がゲーム内の世界であり創られた箱庭であるという事に気付いたユニちゃん。 しかし世界の謎に到達するとセカイから修正力が働きなかったことにされてしまう。 ユニちゃんの目的は知る事そのものであったため修正力は弱まり記憶は保持された。 だがユニちゃんの主張は誰からも相手にされず、孤独と虚無を味わうことになる。 いくら知ることそのものが目的といっても根暗陰キャぼっちはとても辛い。 そんなユニちゃんの心のスキマを埋めるのが主人公くんであり、ユニちゃんはデレる。 ユニちゃんが1オクターブ声を高くして「……だけどね…
アニコネ2期3話において手帳のくだりがよく分からなかったので読んできた。 メモ魔なユニちゃんが手帳に雑録を書いている事はアニコネでもやったが…… その手帳が行方不明になり二人で捜索するイベントがキャラストの主軸だったというワケ。 アニコネではその経緯が削除され、かなり強引に手帳イベントが進められたと判明。 しかしながら世界の虚構と欺瞞の話は上手く組み込まれていたように思える。 作品の舞台はゲーム内の話でリアルが別にあるのだがキャラ達はゲームを現実と認識しているという設定なのね。 それに気づきかけると世界の修正力が働き認識疎外・記憶操作を受けるというもの。 アニコネではペコリーヌに世界が欺瞞であ…
『それ散る』&『俺つば』で社会的評価の高い王雀孫先生が手掛けるユニちゃんズ回。 物語全体の位置づけとしては作品世界が虚構で欺瞞であることの伏線となっている。 それでもユニちゃんが抹消されず泳がされているのは真理を暴こうとしないから。 知る事そのものがユニちゃんの行動原理であるため記憶操作に留められたというオチ。 今回セカイが欺瞞だと気づいたペコリーヌがこれからどう動くかの起点となっている。 脚本には王雀孫構文が散りばめられておりユニちゃんの台詞回しを聞いた時には泣いた。 優秀なノベルゲーのシナリオライターがソシャゲに流れてしまうという真実 王雀孫先生のクレジットを無事確認 王雀孫先生による「な…