住友化学グループの医薬品メーカー、住友ファーマ(4506)の株価が勢いづいています。2021年10月以来、約4年1カ月ぶりに2000円台を回復し、午前10時17分時点では前週末比391円(23.2%)高の2075.5円と急伸しています。 きっかけとなったのは、10月31日の取引終了後に発表された2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)決算です。業績が市場の予想を上回ったうえに、通期見通しを大幅に上方修正したことが投資家の買い意欲を刺激しました。 決算の中身を見てみると、売上収益は2271億2200万円(前年同期比25.7%増)、純利益は988億6000万円と大幅な増益を達成。前年同期…