英:Law of contradiction
論理学における代表的なトートロジーの一つ。「あることがらが A でありかつ A でないと言うことはない」、という意。「A is not non-A Aは非Aではない」、「」、「
」
アリストテレス的な伝統論理学においては、同一律、排中律とならぶ基本法則の一つである。排中律のド・モルガン双対の否定になっている。
その意味するところは、「矛盾することはない」というものではあるが、矛盾律という表現から「矛盾がある」という逆の意味の法則であるように誤解されることもあるため、最近では「無矛盾律 Law of noncontradiction 」という言葉が使用されることも多い。