『思考の教室 じょうずに考えるレッスン』(戸田山 和久,NHK 出版,2020年10月31日)を読了。 脳と紙と鉛筆と,そして文字あるいは記号を使って考えると,脳だけでは考えることのできないことがらを,ずっとじょうずに考えることができるようになる。(155 ページ) 紙と鉛筆で文字や記号を書きながら考えることで,脳を拡張する。 じょうずに考えることができる人になりたいなら,人類最古の思考強化テクノロジーである「言葉」じたいに関心をもって,自分の語彙を増やす努力を続けながら(一生もんよ),つねに自分の語彙を反省してチェックにかけることをおこたるな!ということだ。(177 ページ) 自分の考えを言…