KDDIでも会計不正が起きたが、日経新聞電子版にその調査報告書に関連する記事が掲載されていた。 その記事を読んで思い浮かんだことがある。 それは中国古典の「韓非子」のこんな言葉だ。 「知ることの難きに非ざるなり。知に処することすなわち難きなり。」 (知ることが難しいのではなく、知ったことについてどう対処するかが難しいのだ。) 会計不正はKDDIのグループ企業でネット広告代理店を手掛けるジー・プランという会社で発生した。手口は巧妙な架空循環取引だった。不正の首謀者であるA氏は、不自然な取引に気付いた部下のB氏にこう言ったという。 「悪いことはしていない」 「詳細は考えないでほしい」 「気にしない…