北海道からオホーツク海に飛び出した半島。
知床国立公園に指定されている。半島中央部は山岳によって縦断されており、羅臼岳などの山がある。
行政的には網走支庁と根室支庁の境界をなす。
2005年7月14日に半島と周辺海域を含めて世界自然遺産に認定された。
「知床」の由来はアイヌ語で「地の果て(sir etok)」の意とされる。
知床はこれまで2回訪問しており1回目は世界遺産の知床五湖、2回目は斜里知床の博物館を訪れていた。 今回は知床横断道路を通ってウトロから羅臼に抜け、舗装されている限界である相泊まで行ってきた。 (知床岬突端に行くには、相泊より先は徒歩で過酷なトレッキングをしなければならない)。 途中の羅臼ビジターセンターで夏季期間は郷土資料館が無休であることを知り立ち寄ることに。 羅臼町郷土資料館はよくある廃校利用のパターンであり、展示内容も整備されたものであった。 やはり海岸沿いのエリアは北海道であっても近世における場所請負制で開発が進んでいたという共通点がある。 郷土資料館に長時間滞在してしまったため野付半…