ある猿が、言葉を喋れるようになった。 自分だけに与えられた能力だと思い、仲間には隠していた。 阻害されるのではないか、という恐怖からだ。 その猿は、言葉を喋る、という能力について試しながら、いつ、仲間にそのことを打ち明けようかと思案していた。 そして、ずいぶん経った後に、身近にいた猿に告白した。 すると猿が驚いて、こう答えた。 『何だ、俺も話せるようになっていたんだよ』 好きな作品は繰り返し觀たい性分(同じ映画を十回以上繰り返し觀れる人は無職の素質があるらしい) 長年の疑問、突然はじける 「過程を想像する」という成長への萌芽 きょうゆうざいさーん、になったら、そりゃあ貧富の差は開く一方ですよね…