★★★☆☆ あらすじ 週末はロックバンドによる過激なライブやストリートレースが行われ、怪しげな人間達がたむろするスラム街に、原発建設の話が持ち上がる。 感想 手振れの酷い映像に激しい音楽、聞き取りづらいセリフと粗さが目立つ荒々しい映画だ。不穏な空気に満ち溢れていて、ザワザワとした胸騒ぎを覚えてしまう。主要な登場人物からエキストラに至るまで、出てくる人間が皆ヤバそうなのが良い。フラストレーションが充満し、そのエネルギーがいつ爆発してもおかしくないような危険な香りが、映像全体からビシバシと伝わってくる。 映画にザ・ロッカーズやザ・ルースターズ、スターリンなどのミュージシャンたちが多数登場しているの…