1583年(天正11年)-1672年6月18日(寛文12年5月23日) 江戸時代初期の文人で、もとは武士。 本名は重之でのち凹、通称は嘉右衛門で字が丈山。号は六六山人・四明山人・凹凸窠・詩仙堂・大拙・烏麟・山木・山村・薮里・東溪・三足。 江戸初期における漢詩の代表的人物で、儒学・書道・茶道・庭園設計にも精通していた。
みなさま、こんにちは 気がつくと6月も半ばを過ぎましたが、こちらはまだ5月の記事です、^-^; 5月の末の詩仙堂です。 庭藤が咲いていました。 サツキはぽつぽつと咲いていました。 庭におりる横に鉢があって、メダカが泳いでいました。 そしてこちらにはカエルさん。 さて、どこにカエルがいるかわかりますか? 🐸 今まで気が付かなかったのですが、奥にたぬき(?)の置物が。 ちょっとお口がカッパのようです。 それではお庭の下のほうへとまいりましょう。 石段降りたところから。 途中に咲いていた白丁花 青もみじごしに。 七段花が咲いていました。 露草 京鹿子 京鹿子の向こうでは鯉が泳いでいます。 かなへびさ…
平安神宮前から市バスに乗り、一乗寺下り松町で下車 そこから上り坂をしばらく歩いて 詩仙堂 丈山寺に到着 江戸初期の文人、石川丈山が終の棲家として建てた詩仙堂 石川丈山が三河国(現在の愛知県安城市)出身だったことから 出生地の安城市和泉町に詩仙堂をイメージして再現した丈山苑があって その丈山苑には何回か行ったことがあるんですが せっかくなら本家本物も見てみたいよね、ということでこちらに来てみました
八大神社を後にして、詩仙堂*1へ向かう。いつものことながら、なんとなく緊張する瞬間である。 小有洞の門(入口) 詩仙堂 由緒書き 小有洞の門から参道を進む 老梅関の門をくぐると建物内へ 受付を済ませて建物内部へ、こちらは「室内撮影可」のようだ。 伏見桃山城欄間 詩仙堂の名前の由来にもなっている「詩家三十六人」の肖像画(狩野探幽作)に石川丈山自ら各詩人の詩を書いて壁に掲げている。 室内から庭を臨む※iPhone8(パノラマモード)で撮影 室内から庭を臨む。赤い敷物と緑のコントラストが心地よい。室内には私一人だったので、静寂をひときわ感じる。敷物の上に正座し、しばし風景を楽しむ。 左側から水が流れ…
こんにちわ。 ブログ百科ララの杏花です。 夏だか冬だかわからない極端な季節の変わりように翻弄された時期も過ぎ、 秋晴れが続いているこのごろ。 でも、いよいよ冬の到来も真近なようで紅葉の便りが各地できかれます。 出典:photoAC 私は少し前に始めた詩吟教室に毎週末通っています。 これまで全く考えたことのなかった詩吟ですがとても楽しい。 教室は町の会館の一室で2時間ほどおこなわれます。 稽古はここ以外にもいくつかの教室で指導していらっしゃる吟道数十年の男性と、段位の高い補佐役の女の先生によって進行していきます。 生徒は男性、女性合わせて10名くらい。みんなで発声練習や合吟をしたあと、一人一人名…
【きょうの人】 0618 石川丈山 武将、儒者、漢詩人 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。 ■ 石川丈山 武将、儒者、漢詩人 いしかわじょうざん 天正11年(1583年)- 寛文12年5月23日(1672年6月18日) 安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、儒者、漢詩人で、大坂の陣後、獄中生活をし、一時仕官もしましたが、京都郊外に隠棲して丈山と号しました。 林羅山らと交わり、儒学を学び、漢詩人となりました。作庭家としても有名で、隠棲生活を送った詩仙堂(左京区)の庭園を自ら…
渉成園は京都駅から徒歩10分ほど 東本願寺の東方約150mのところにある、ほぼ200m四方の広大な庭園です。四季折々の花が咲き誇り、国の名勝にも指定されている素晴らしい庭園ですが、京都人でも知る人ぞ知る穴場の名所です。 今回はちょうど桜が見ごろを迎えた渉成園を訪ねて、その魅力をご紹介します。 渉成園の場所 渉成園の行き方 渉成園(枳殻邸)とは 徳川家と渉成園 渉成園十三景や名物・景物 臨池亭(りんちてい)と滴翠軒(てきすいけん) 園林堂(おんりんどう) 傍花閣(ぼうかかく) 閬風亭(ろうふうてい) 印月池(いんげつち) 侵雪橋(しんせつきょう) 縮遠亭(しゅくえんてい) 回棹廊(かいとうろう)…
京都寺院探訪 六六山 詩仙堂(丈山寺) 住所 京都府京都市左京区一乗寺門口町27番地 宗派 曹洞宗永平寺派 拝観 600円 駐車場 有料駐車場 500円 ご朱印 未確認 ランク ★★★(3.0)(5段階) 🔴詩仙堂は、正しくは凹凸窠といい詩仙堂はその一室である。武将で文人でもある 石川丈山が寛永18年(1641)に造営した。丈山は、関ヶ原合戦などにも従軍。 また藤原惺嵩らに朱子学を学び教養も高い人物です。 この寺の名のゆかりが、詩仙の間にある三十六詩仙です。狩野探幽が絵を描き、 丈山自ら筆をいれています。庭園も四季折々のの顔をみせ風流さを醸し出している。 国の史跡であり、故ダイアナ妃訪問でも有…
安城市和泉町の丈山苑へ行ってきました 江戸時代初期の武士・文人であった石川丈山の生まれ育った地に 終の棲家として過ごした京都の詩仙堂を再現したもの 定期的にお邪魔してますが、このシーズンにくるのは初めてかな
余りの好天に促され、京の都の晩秋の風情を楽しむべく、遅れ気味のガーデニング作業を脇に置き、ふらりと出かけてみた。 ドライブ中でも黄葉した山肌の景色を車窓越しに楽しむべく、琵琶湖大橋を西進し、琵琶湖西岸の比良山系を横切り、府県境の途中峠から若桜街道を南下して、訪れたのは大原~一乗寺一帯。日暮れ時までモミジの名所をのんびりと訪ね回った。 昨年も訪れた「三千院」は今年はスルー…し、まず最初に立ち寄った場所は大原エリアで、天台宗の尼寺で知られる「寂光院」(こちら)。 その後、一乗寺エリアに南下して、日没までの間、数ヵ所の寺社や名勝を巡った。 先ずは、「詩仙堂」から… 詩仙堂 入口 「小有洞」 参道 【…
今日の冷え込みで、イチョウも紅葉もすっかり葉を落としました。 日当たりにもよるのでしょうか、弁天さまの近くはまだ色づいています。落ち葉を掃き清めながら、秋の名残を楽しみたいと思います。先日、普濟寺に伝わる鴨長明(1155~1216)絵像の掛け軸について書かせていただきました。絵は、松花堂昭乗(1584~1639)の弟子にあたる萩之坊乗円(1612~1675)が描き、絵の上部には、石川丈山(1583~1673)による長明の和歌が書き加えられているものです。 www.mizu-kuki.work この度、この絵像に関する拙稿「萩之坊乗円筆「鴨長明絵像」(石川丈山歌賛)について」が、『唱導文学研究』…