大段智亮さん、石川左門さん、土橋洋一さんの三名が書いた看護に特化した本です。 石川左門さんは筋ジストロフィーの息子、石川正一さんのお父様です。 左門さんの書いてる部分の「わが運命・死と向かいあう看護 難病患者の父親体験から」がリアルで読み応えがありました。 父親目線で書かれており正一さんへの愛や家族への愛、母親の事、ご自身の福祉への転身…などわかりやすく読むことができました。 難病である筋ジストロフィー症についてかなり詳しく書かれ、「まず進行性筋萎縮症について」という内容に症状や状態がまとめられています。 入院して生活をしている筋ジストロフィー患者たちの介護がとても看護師にとって辛い事がわかり…