日本のハーブ セキショウは日本の東北地方から南の東アジアにおいて、 川岸や岩場などの湿地に自生している常緑多年草です。 5月頃に開花しますが、 花よりも常緑性で濃い緑色の葉のほうが観賞価値が高く、 日本庭園や盆栽の他、 水辺を好む性質からアクアリウムにも利用されています。 芳香を持ち、形も香りも「菖蒲」(しょうぶ)に似ていて、 岩場に生えることから、 「石を抱く菖蒲」という意味で、 「石菖」(せきしょう)の名が付いたと言われています。 「石菖」の方が「菖蒲」に比べて芳香の気味が強く、 また、血行促進・鎮静・保湿効果があることから、 古くから入浴剤として利用されてきました。 足腰の冷え、筋肉痛、…