教職員の資質の向上のために、小学校・中学校・高等学校[主に小学校]で行われる、多数の人に公開する授業のこと。
多数といっても不特定多数ではなく、関係者のみの公開である。
校内の先生が参観する校内研といった規模の小さいものから、
全国の先生を呼んで参観するといった規模の大きいものがある。
授業を公開する際には、一般的には学習指導案を授業者は用意し、参観者に配布する。
また、人数に余裕がある場合は授業中に、授業記録をとる。
授業者は、研究授業をすることになると、研究発表までの期間、普段の数倍程度、
公開する科目に偏って教材研究をするのが常である。
これを積み重ねていくことで、普段の授業よりも多くのことを教員は学ぶのである。
一方、公開する科目にどうしても偏ってしまうため、他のことが出来ないという異論もある。
研究授業は通常5時間目に行われ、6時間目に討議会を行う場合がほとんどである。
名称 | 規模 |
---|---|
校内研 | 学校内の先生が参観する |
市教研 | 市内で科目ごとの研究会に分かれる |
地域の名称 | 県未満、市以上の地域の呼び方。 |
県/府○研 | 算数の場合県算研や府算研など |
附属の研究会 | 附属は、附属内で科目ごとに分かれている |
全国発表 | 全国から先生を招待する |