確かbookoffで買ったと思います。当時「新本格派ミステリ」と銘打って大々的に売り出されてたのを本屋で見てたんで、ちょうどいいと手に取りました。 僕のイメージ、知念さんっていうと医療ミステリとTwitterの人でした。昔読んだことのある作品は、ムゲンとアイと仮面病棟。どちらも医者としての経験を存分に発揮したミステリーで、今回のような硬派なミステリーをやるのは意外でしたね。 読み終わった後、素直に嫉妬したのを覚えてます。 新本格のミステリもやれるんだ、と。 天は彼に二物を与えたそうです。週に一回医者やりながら、ここまでのミステリーが書けるとは。正直今まで読んだ、知念作品と比べてもとびきりの完成…