もともと刑罰論の用語で、崇高な動機を斟酌して減刑するという文脈で用いられる概念であった。元来の用法による「確信犯」が一般に「テロ」に置き換えられていく過程で、一般に使われる単語としての「確信犯」の意味が変化した。
悪いこと、あるいは法律に触れることだとわかっていながら、意図的にあえてその行為をやってみせること。トラブルを引き起こすことを知りつつ、罪悪感をもたない人。
「確信犯的にある行為を行う」というように使う場合、「その行為を正義だと思いこんでいる」という意味であることはほとんどなく、「わざと」「あえて」「意図的に」あるいは「仕方なく」の強い表現であることが多い。