大学で習う確率では関数で表して、微積も使います。 高校での確率の知識を持って大学の授業を受けた時にカルチャーショックのようなものを感じたので、そのような人が少なくなることと、確率をもっと詳しく学んでみたい人の入り口になることを願ってこの記事を書きたいと思います。 サイコロを使った確率 離散の場合 サイコロの確率について考えます。サイコロは1〜6の値をとることができます。その場合のそれぞれの確率をP(1), P(2), ... , P(6)といったように表します。 この0~6を一般的に確率変数といいます。確率変数とは起こりうる場合を割分けている値です。 確率分布とは確率変数に応じてその値をとる確…