小説家
1965年千葉県生まれ、東京都在住。早稲田大学商学部卒業。会社員。 2007年「肝心の子供」で第44回文藝賞受賞。 2008年「眼と太陽」で第139回芥川賞候補。 2009年「終の住処」で第141回芥川賞受賞。 保坂和志公式ホームページ内に設けられた掲示板、通称「保板」の住人として知られる。
○単行本
肝心の子供
眼と太陽
世紀の発見
終の住処
本日はお天気よろしとなりました。 (昨日は夕方にかけて海霧が発生し、見通しがきかなくなりました。) お昼すぎに、本日の最高気温26.7度を記録です。窓をあけても風が はいってこないので、扇風機を取り出してきて、夕方からはまわして風を 送ることにです。 猛暑の地域からすると10度くらいは低くて、本日は湿度も80%くらいでし たから、からっとしてすごしやすいことです。このお天気でありましたら、熱中症 になることもないでしょう。 住みにくい猛暑の地を離れて、北国へと移住したらよろしいのにと、強く思う ことであります。食べ物もおいしいし。 本日は朝起きてと夕食後に残っていた磯崎憲一郎さんの「日本蒙昧前…
磯崎憲一郎さんの「日本蒙昧前史 第二部」を読みついでいます。 朝起きてからふとんのなかで読んで、その勢いでいきますとすぐに読み終えて しまいそうなので、いつものように庭仕事をして、そのあとトレーニングへといく ことになりです。 磯崎さんの「蒙昧前史」は、ちょっと不思議な仕掛けのある小説でありまして、 この小説を読んでいる作者(1965年生まれ)と同年くらいの方は、どのように 楽しんでいるのかなと思ったりです。 この「蒙昧前史」は、固有名詞がまるででてこないのですね。特に、人名はまっ たく記されていないはずです。1970年代の事象とかに詳しい方は、この話は あの人のことなのだなとわかるのですが、…
森まゆみさんの「じょっぱりの人」に一区切りをつけて、さて次は何を読もう かなですが、これは予定とおりで磯崎憲一郎さんの「日本蒙昧前史 第二部」 となりです。 森さんの本と並行して、すこし読んでいたこともあり、すでに100ページくらい まで進んでいます。変わらずで磯崎さんの語りでありますが、今回の時代は1970 年代となりです。 書き出しは、次のようになります。 「半世紀もの長い時間が過ぎ去った後で、自分たちの生きているこの日常がまさ か栄光と恩寵に満ち満ちた、近世もっとも幸福な時代として回顧されることになろ うなどとは考え及ばぬままに、当時の我々は貧しく倹しい、その日暮らしの生活を 送っていた…
本日は野暮用を終えて戻ってからトレーニングにでかけることにです。 ジムについて、さあ靴を履き替えて、軽く動くところからはじめようかと 思って、持参の靴を見ましたら、なんと間違えて家人の靴を持ってくること にです。 これではトレーニングは出来ずで、一度自宅に靴を取りに戻ることにで す。片道10分弱ですが、大きく時間をロスです。結局のところいつもより 短い時間しか身体を動かすことが出来ずでありました。 終わってから夕食と後片付けをしましたら、時間は21時となっていまし た。このあとすこし本を読まなくては、あれこれとたまる一方であり。 いま読んでいる森まゆみさんの「じょっぱりの人」に続いては、昨日に…
先日に半世紀くらいも逃亡生活を続けていた指名手配犯が入院先で、実は 自分はと名乗りを上げたら、それから何日もしないうちに亡くなったとのことで した。 それと同じ頃に当方も、この場で話題にしたTVドラマの原作者が、ドラマの 制作過程でTV局との間で意思疎通を欠いたということがインターネットで話題 になって、その結果は不幸なことになりました。 どちらもあれよあれよでありまして、きっとSNSでは、この話題で盛り上がって いるのだろうなと思うことです。 「咎められたところで彼らはまったく反省などしない、他人の家に土足のまま無遠 慮に入り込むことはまるで自分たちに与えられた特権であるかのような、不届き …
文春文庫に入ったので、磯崎憲一郎さんの「日本蒙昧前史」を再読することに です。元版となる単行本を図書館から借りて読んで、これは傑作と思い、そのうち 読み返そうと思っておりました。 この小説が書かれたのは2019年で単行本となったのは2020年6月でありま した。当方が借りて読んだのは2020年8月のことでありまして、それから3年半で ありまして、日本だけでなく世界全体が蒙昧期に入ってしまったようであります。 当方が最初に読んだ時は、当時の世情にだいぶん引っ張られていまして、その ような感想を記しているのでありました。 日本蒙昧前史 (文春文庫) 作者:磯﨑 憲一郎 文藝春秋 Amazon vz…
本日は年に一度の新年会であります。人によってはこの時期は連日の ように新年会なんて方もいらっしゃるようですが、当方は付き合いがよろしく ないこともありまして、新年会というのは本日の集まりだけであります。 とはいってもコロナ禍になりましてからは、それも開催がなしになっており ました。たぶん、3年ほどお休みであったのではないでしょうか。 本日は18時からでありましたが、バスで移動でしたので、その車中では 持参の文庫本を開いておりました。本日からの文庫本は、磯崎憲一郎さんの 「日本蒙昧前史」であります。 日本蒙昧前史 (文春文庫) 作者:磯﨑 憲一郎 文藝春秋 Amazon この作品は、単行本の時に…
昨日の能登半島を震源とする地震の被害は、一夜明けての本日になり、徐々に 全体が見えてくることにです。それにしても、半島から南の海岸線には原発施設が たくさんありまして、この国の原発施設は地震の震源近くに立地を決めているので はないかと勘ぐってしまうことです。 そんなふうに思いながら、本日も箱根ではなく能登の情報に注目することにです。 一日に何度も大きな余震がありまして、これは大変だなと思いましたが、金沢に滞 在の家族からはだいぶん揺れにも慣れてきて、本日は近所の神社に初詣に行った とのことでした。 一方では家族と連絡が付かない被災地の方々いるのでありますが、こちらの家 族は落ち着いてきていると…
本日の新聞の文春文庫広告を見ておりましたら、今月の新刊がでていま した。当方が好むものは、たいてい目につきにくいところに掲載でありますの で、広告を下のほうから見ていくことになりです。 そこに磯崎憲一郎さんの「日本蒙昧前史」を発見です。この小説は2020年 に発表されて、当方は図書館から借りて読むことができました。機会があれば 購入してもいいなと思って、それっきりでしたが、文庫になったら買わねばなら ないですね。(そんなに値段も高くはないし) 日本蒙昧前史 (文春文庫) 作者:磯﨑 憲一郎 文藝春秋 Amazon 当方は、この年の収穫にこの本をあげたように思います。 vzf12576.hate…
終の住処 (新潮文庫) 作者:憲一郎, 磯崎 新潮社 Amazon 「終の住処」 磯崎憲一郎(著) 新潮社 あらすじ 芥川賞受賞のベストセラー! まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です! 急激に暖かくなってきましたね! 今週は小春日和を通り越して、夏日並の気温になる地域もあるとかないとか! 本日は暖かかったので、休憩時間は誰もいない公園でのんびり日向ぼっこしながら読書が捗りましたので、本日読んだ作品をご紹介いたします☆ 「終の住処」 磯崎憲一郎(著) 新潮社 あらすじ 20代の長く続いた恋愛が破れてから出会った二人は30代で結婚する。 結婚生活とは?家族とは? 夫婦の人生を辿る。…