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社会人野球日本選手権大会

(スポーツ)
しゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい

社会人野球日本選手権大会は、公益財団法人日本野球連盟毎日新聞社が主催し、毎年10月から11月にかけて行われる、社会人野球の日本一を決める大会。
日本選手権大会」、「社会人野球日本選手権」などとも言う。

会場

かつては関西圏の球場を転々としており、阪神甲子園球場、大阪球場、グリーンスタジアム神戸(現・ほっともっとフィールド神戸)を経て、1997年から大阪ドームで固定された。

試合形式

全試合がトーナメントにより行われるが、都市対抗野球との相違点は、補強制度が無く、単独チームでの対戦となる。

出場チーム

通常大会では32チーム、記念大会では34チームが本選に出場できる。出場枠は以下の通り。

  • 推薦

同年の都市対抗野球大会優勝チームと全日本クラブ野球選手権大会優勝チームは自動的に出場権を獲得できる。

  • 対象JABA大会優勝

同年の北海道、東北、日立市長杯、東京スポニチ、長野県知事旗、静岡、ベーブルース杯、京都、岡山、四国、九州の各大会優勝チームは出場権を獲得できる。

  • 各地区最終予選枠

本選出場枠から、推薦枠、対象JABA大会優勝枠を差し引いた分が予選枠となる。なお、都市対抗野球大会、全日本クラブ野球選手権大会、対象JABA11大会において、1チームが複数大会に優勝した場合、当該チームが所属する地区の最終予選枠に該当分が加わる。

沿革

かつて、夏に都市対抗野球、秋に産業対抗野球と、社会人野球の二本柱といえる大会は、いずれも選手の補強制度をとっていた。その数年前から「単独チームで争う選手権大会を」という声が高まり、日本社会人野球協会(現・日本野球連盟)で検討していた。
設備投資、技術革新によって高度成長を果たしてきた日本経済に陰りがみえ、産業構造に変化がきたしはじめると、鉄鋼、鉄道、炭鉱、自動車、百貨店・商業といった部門で争う産業対抗野球は、部門の区分けがあいまいな面が現れ、各地から選手を補強するのが難しく、チーム編成が困難な部門も出てきた。
この大会自体「単独チームでやっては」という意向もあったが、1973年の第23回大会を最後に産業対抗野球は発展的解消し、翌1974年10月28日、社会人野球日本選手権大会として、阪神甲子園球場で行われることになった。
その後、第7回大会から大阪球場、第17回大会からグリーンスタジアム神戸(現・ほっともっとフィールド神戸)、第24回大会からは大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)に舞台を移し現在に至る。

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