国家は何のためにあるのかと『談話室/260302』は思う▼人が生まれながらに持つ権利を守るためだ。具体的には、生命、自由、財産を維持する権利。これを保障するために、個々人が契約を結んでつくり上げたのが国家▼ジョン・ロックの「社会契約論」はこの考え方が骨格をなす。逆に国家が生命、自由、財産を侵そうとする場合、国民は抵抗する権利を持つ。近代社会への転換を背景に、それまでの王権神授説を否定した社会契約論は、後に米独立宣言の礎ともなった▼独立から250年を迎える米国、この大本が揺らいでいる。不法移民対策▼今度はイラン攻撃。トランプ大統領は「差し迫ったイランの脅威を排除し米国民を守る」。だがこれほど剥き…