NHK厚生文化事業団編集による13の物語がまとめられている本です。 1・吉村章さんはご自身の居眠り運転により頸椎骨折で体が不自由になります。当時の彼女との別れや母の交通事故など苦しい時期も続き、頸椎損傷のため車椅子生活になりますが、職場で奥様と出会い幸せな生活を手に入れます。 2・中村和子さんは網膜色素変性症による視覚障害ですが前向きに生活しています。夫の慢性的な病気(病名不明)や子育ての苦労や幸せ等を丁寧にまとめておられ、現在は白い杖の代わりに盲導犬ホルンのハーネスを握る生活と書かれています。 3・浦上誠さんは我が子が筋ジストロフィーと診断され夫婦の絆が壊れそうであったことを書かれています。…